■ ID | 685 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | アンモニアの大気動態と自動車排ガスの影響 |
■ 著者 | 松本利恵
埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | (日本化学会)酸性雨問題研究会 |
■ 出版年 | 2009 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第32回酸性雨問題研究会シンポジウム 平成22年3月20日 |
■ 抄録・要旨 | 自動車から排出されたNH3の環境濃度への影響を明らかにするために、調査を実施した。
その結果、幹線道路沿道では、NOxのみではなくNH3についても高濃度となっていることが確認され、幹線道路の周辺地域では、NOxとNH3はよく似た濃度分布(距離減衰)を示した。したがって、埼玉県では幹線道路の周辺地域の環境濃度に自動車由来のNH3の影響がNOxと同様に及んでいることが明らかとなった。
夏季は気温上昇にともない農業などの自動車以外のNH3発生源の影響もみられたが、農業などの影響が小さくなる冬季は幹線道路周辺以外の地域でも自動車からの影響が相対的に強くなっていた。 |
■ キーワード | 自動車、幹線道路、アンモニア、大気沈着物、窒素酸化物 |
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